どうもこんばんは
今日は中目黒のドンキに行きたくて特に何も意識せずに中目黒の駅を降りたんですが、目黒川の花見客が尋常じゃないほどたくさんいて、いつもの二倍くらいドンキに行くのに時間がかかりました。
桜なんてどこでも見れるし、静かな場所で見た方が風情があるのになんでわざわざこんなに人の多いところに皆集まるんだよまったくもう馬鹿野郎この野郎、と憤怒モード全開でした。
しかし、かくいう自分も昨日は代々木公園で花見、来週は正に中目黒で花見をするという予定が入っているのを思い出し数分前の自分をなだめました。
そんなことはどうでも良いんですが、その帰りに藤原ヒロシ氏の
「Personal Effects 09」という本を買いました。
どんな本なのかざっくり説明すると、
藤原ヒロシ氏の愛用するあんなものやこんなもの
が見開き1ページにつき1アイテム掲載されているといった本。



私はこの手の有名人が愛用するものとか、作家の書斎とか、芸能人のバッグの中、みたいな特集がその人のパーソナルな部分とか、嗜好が知れる感じがしてとても好きです。
しかし、なぜ今になって藤原ヒロシなのか?というところなんですが、
実は恥ずかしながら最近になって私は藤原ヒロシ氏に対してめちゃくちゃ憧れの感情を抱いています。おそくない?みんな一回は通る道今歩いちゃってる?て感じなのですが、これまで漠然としてしか知らなかった藤原ヒロシという人間を今になって追求したい欲が湧いてきています。
ただ、これといって作るプロダクトが好きだったり、ファッションが好きだったりというわけではないんですが、なんというか唯一無二の存在感というか、何やってるのかよくわかんないけどかっこいいみたいな、そんな存在のあり方がすごいかっこいいなと思っています。
とても個人的な印象ですが、発信の仕方とか、プロデュースをするものが個性的ではあるんだけどすごくアノニマス(匿名的)な雰囲気も持っている感じがすごくクールだなと感じています。
自分もいつかはそんな人間になることを夢見て最近は彼の本やら、特集された雑誌、ブログ的なものをよくのぞいています。
あとはTRUNKというホテルのアートディレクターと対談した時の塩対応っぷりというか、イケてるんだけど流行りにのったもの、パクリの応酬みたいなものへの嫌悪っぷりもアーティスティックな一面が見られてかなり痺れました。
とても面白いのでお時間ある時に一読してしてみてください
http://ure.pia.co.jp/articles/-/151253
しかしながら、そもそも藤原ヒロシってなんなん?何した人で、今何してる人なん?って言われると正直私もよくわかりません。
なにやら最近は音楽活動したり、服作ったり(モンクレーとWネームでコレクションを発表してました。)、こないだはラジオに出ているのを聞いたりしました。今年に入ってからはこのPersonal Effects 09の音楽版とも言える
「MUSIC 100+20」という本も出していました(買いました)
まぁとにかくマルチに活動しているみたいだし、未だに彼の名前が絡んだものはプレミアがつくほどの人気で、もう御年55歳だというのにその影響力はまったく衰えていないようです。
ざっと、世間的にはクラブカルチャーを日本に持ち込んだ人、とか裏原宿カルチャーを作った人だとか、NIKEが選ぶ最も影響力ある100人に選ばれたとか(特に調べずに買いているので間違えてるかも)、そんな認知のされ方が一般的で、私も特にそれ以上の知識はありません。
以前「アメトラ」という本を読んでいた時に、何かの奨学金でロンドンに遊学したという話も読んだ気がします。
ただ、個人的にこの方の何が一番すごいのかというと、ひとえに“目利き”の能力がずば抜けてるんだなと思います。
ひとえに“目利き”の能力がずば抜けている
まんじゅう屋のせがれ
重要な点なので引用っぽく繰り返してみました。
服にしても、小物にしても、ガジェットにしても、全ての物を見る目が他の人よりもずば抜けていて、それをしっかりとクールな状態で各方面にデリバリーできる。それが藤原ヒロシ氏のすごいところだと思います。
Personal Effects 09は、そんな本物の目利き、藤原ヒロシが選んだ物を集めた本ですから
そりゃもう当たり前に面白いですし、もう肌身離さず持ち運ぶバイブルにしようと思っています。
(が、発行年が2009年でもう10年前の本なのでさすがにこのアイテム古いなというものもあります。)
私がブログを始めた理由にも、自分自身がそんな“目利き”になりたい、世の中に数多あるものから、自分の独自の目線で何かを紹介し、発信し、いろんな人に知ってもらいたい、そしていつか藤原ヒロシ氏みたいに何をやってるのかよくわかんないけどカッコいいという謎の存在感を醸し出したい、
そんな淡い期待が結構詰まっていたりします。
そんなわけで今日はとりあえず動画リンクを貼るだけという一番楽な方法で有言実行としたいと思います。
まんじゅう屋のせがれが最近聞いているおすすめミュージック!!(急な展開)
一発目は21Savage feat. J.Coleでa lot
最近ICE(アメリカ合衆国国土安全保障省 移民・関税執行局)に見せしめ的に逮捕されてしまったと噂の21Savage。ソウルフルなボーカルをトラックに21SavageとJ.Coleのラップが軽やかに乗っかってめちゃくちゃ心地いいですね。特に二番手にラップするJ.Coleが倍速ではめてくるとことかテンポが変わって最高です。PVも超クールです。見ているとなんか泣きそうになります。
個人的には完全にクラシックに仲間入りしそうな気すらしています。そのくらい良い。
二発目はToro y Moi(トロ・イ・モア)のFreelance
ディスコチックな乗れる一曲、このFreelanceが収録されているアルバム「Outer Peace」自体がめちゃくちゃ良いです。全曲外しなしで、アルバム通してこんな感じのディスコナンバーもありながら彼の前作のような静かな、チルな曲も散りばめてあって、しかも30分くらいでさくっと聞けるので最近は私も何回もループして聞いています。
三発目はBlood OrangeのIt is What it is
この曲はもちろんBlood Orangeという人も最近まで知らなかったのですが、ネットで見つけたミックステープに入っていてなんだか耳から離れなくなってしまった一曲。
Blood Orangeはデヴ・ハインズというシンガーでもありプロデューサーがライトスピード・チャンピオンというアーティスト名と平行で名乗っている別名義らしく、この人はかなり色々なジャンルを横断的に行き来して作品を出しているそう。プロデューサーとしての方が仕事が多くてソランジュ(ビヨンセの妹)やカーリー・レイ・ジェプセンとかもプロデュースしている普通にすごい人らしいです。
どうりでミックステープの中でも抜きん出ている訳ですね。
ちなみに下記がそのミックステープです
https://soundcloud.com/user-806334418/music-i-listen-to-when-i-paint-2
DLもできますよ。
てな具合に3曲おすすめさせていただきました。
どれも最新てわけではないのであしからず。
今後はそれなりに新しいのをオススメしていけたらなと思います。
今回は音楽でしたが、今後は藤原ヒロシ氏を目指し、アンテナをはりまくって様々なものを”目利き”してオススメしたいです。
ちなみにPersonal Effects 09で個人的に一番欲しくなったのは以外にもシャネルのマフラー。
ハイブランドなんて買ったこともないですが、これもアノニマスな雰囲気をまといつつもさりげなくシャネル、なんてとこにグッと惹かれてしまいます

ご購入は下記から
では!!
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