映画「デス・ウィッシュ」映画レビュー(ネタバレ)映画が自分に近づく瞬間、自分が映画に入り込む瞬間 あおの映画どうだった?と聞かれて んー、普通!! そんな返事をしたことはないだろうか? 私は実に多くこの返事をしていたように思う。映画をみるのはそれなり時間を使う、自分の人生の限られた時間だ。 だからあえて今日はそんな「んー、普通!!」から脱却するために「問い」を立ててみる事にした なぜ?なんで?自分でも嫌になる程問うてみる事で、見えてこなかった新しい何かが見えてくるかもしれない。2019.08.15映画
映画「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」映画レビュー(ネタバレ)こうやってしか生きられねーんだよ!!な、人間同士の戦い 一見すると、昨今話題のフェミニズムをテーマにした映画のように思われるが、実はそうではない。 人類史上もっとも「自分らしく」いることが叫ばれる現代で、じゃ「自分らしさってなんなのよ」という問いの答えが少しだけ、この映画を通して見えてきた。2019.08.14映画
映画「天気の子」映画レビュー。「天気の子」に見る、電車でねぶりあうブスカップルの真相。 日頃「なぜだろう?」といろんなものに疑問を抱き、さらに自分のそれについて深く考えてみる。 それはとても大事な事だ。 特に自分自身に対するなぜだろうには効果覿面。 なぜだろう?そう問い、考える事で少し楽にブログを書いてみました。2019.08.06映画
映画「彼女がその名を知らない鳥たち」映画レビュー(ネタバレ、考察)ちょっと異常な日常、その先に… 先日公開中の「凪待ち」を観てきました。 同じく白石和彌監督の「彼女がその名を知らない鳥たち」がNetflixにありましたのでウォッチ!! 白石和彌監督らしいどんよーり嫌なテイストの中に、ミステリー要素が入り混じるこの映画。 蒼井優の咥え演技もさることながら、阿部サダヲが見せる関西弁叫びと無償の愛も見もの。 そしてその無償の愛には実は代償が、、、2019.07.16映画
映画「勝手にふるえてろ」映画レビュー(ネタバレ)…根拠の無い可能性に寄りかかる どうも、久々に映画について書きます。いろいろと見てはいるんですが、やっぱりいざ書くとなるとそれなりに気合がいるので、なんやかんやで見ても何もアウトプットしていない作品が多くなってしまっていました。 映画を見たら、感想を書かねければい...2019.07.15映画
映画“自明”からこぼれ落ちる本当に大切なものとは?「万引き家族」(映画レビュー、ネタバレ、考察) 「万引き家族の」の映画レビューです。 カンヌ映画祭で作品部門で最優秀賞であるパルムドールを受賞した作品。 この映画における家族は本当に家族と呼んで良いのだろうか、もしこれが家族では無いのだとしたら、 正しい家族の形とはなんなのだろうか、そんな家族感に関してのオルタナティブな視点がある作品だと感じました。 詳細は是非とも本文を!2019.05.06映画
映画商業とアートの狭間で、スコセッシが重ねた自らの思い「ニューヨーク・ニューヨーク」(ネタバレ)(考察) 今回は「明日に処刑を」の引き続き、マーティン・スコセッシ監督の「ニューヨーク・ニューヨーク」です。 興行的には大ゴケした今作でしたが、その裏にはスコセッシ監督の独自のこだわりがありました。 スコセッシ監督の解説を踏まえて、個人的な考察も交え、この映画に関して語り尽くします!2019.05.04映画
映画ヒーローの条件とはなんなのか、DCシリーズのコミカルヒーロー「SHAZAM!」(ネタバレ有) 現在公開中の超話題作!!「アヴェンジャーズ/エンドゲーム」と見せかけて、同じくヒーロー映画の「SHAZAM!」を見てきました。 ヒーロー映画はヒーローが魅力的にかっこよくとられていなければいけない!そんな古い持論から見るこの映画、果たしてどのように映ったのでしょうか… 読んで見てください!!2019.05.03映画
映画子供から大人へ、無名の新人女優から伝説の女優へ。オードリー・ヘプバーンがまぶしい「ローマの休日」 名作「ローマの休日」について書いてみました。 その当時の世界情勢や普遍的なラブストーリーの裏にあるメッセージなど、いつもより注意深く見てみましたので是非読んでやってください2019.05.02映画
映画空っぽのアメリカンニューシネマ「明日に処刑を」。スコセッシがだしたアメリカンニューシネマへの一つの答え 巨匠マーティン・スコセッシの若き日のアメリカンニューシネマ。 直球のアメリカンニューシネマのように見えてあまりにもアナーキズムがかっこよく撮れていないがために、色々といらん想像を巡らすはめになりました。2019.04.23映画