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今、Podcastが熱い!?「Podcast元年」と言われる2020年の新たな挑戦

2020年は「Podcast元年」だなんて言葉を最近ちらほら耳にする。 若きYoutuberが自由に自分たちのコンテンツを世に発信し、多くの人がそれを楽しむ時代。 そんな誰もが発信者になれる時代で、内向きな僕らはどうすればいいんだろうか。 いや、待てよ、声だけなら、発信しても、いいんじゃないか?恥ずかしくないんじゃないか。 「Podcast元年」大言壮語なそんな言葉が、きっと誰かの心に火をつける。
映画

「ひるね姫」映画レビュー(ネタバレ) 並走する夢と現実の間で

アニメ映画「ひるね姫」の映画レビューです。 ファンタジーとリアルが並走するパラレルワールド物。 でもファンタジー世界は一見ファンタジーに見えて、実はそのファンタジーパートがリアルパートの問題の深刻さ、ヤバさをちゃんと強めているという、実に巧い作りになっています。 構成力に脱帽の一本!!

「コンプレックス文化論」コンプレックスを引きづって生きていく

武田砂鉄さんの「コンプレックス文化論」の読書レビューです。 単なるエンパワーメントな内容ではなく、まさに「コンプレックス」を一つの文化として捉え、くだらなくもありながらすごーく真っ当に、深くコンプレックスに向き合った本でした。
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「愛がなんだ」映画レビュー(ネタバレ)、、、「愛」って大人になること?諦めること?

話題になった恋愛映画「愛がなんだ」に関して書きました。 「愛」と「恋」の違いってなんですかね? 「恋」は、なんとなくわかります?あの胸が熱くなるあの感じ、わかります? じゃあ「愛」は心がどんな感じになります?ねぇ?分かります? この映画を見たらちょっとだけ、わかるようになるかも知れません
映画

「マリッジ・ストーリー」映画レビュー…「結婚て一体なんなんだろう」が余計に強まる。でも…秀逸

近年ますます完成度が高まっているNETFLIXオリジナル作品。 先日公開のマーティンスコセッシ監督の「アイリッシュマン」も良かったですが、そのスコセッシ監督も推しているノア・バームバック監督の「マリッジ・ストーリー」に関して書いてみました。 とにかく最高とだけ前置きで言っておきます。是非読んで、そして観てみてください!!
映画

「蜜蜂と遠雷」映画レビュー(ネタバレ)…そんな事、わざわざ口に出して言ってくれるなよ…

公開中の「蜜蜂と遠雷」を見てきました。 とりあえずまず音楽の圧倒的な素晴らしさ、もうこれだけでかなりの満足感高め。 加えてやっぱり松岡茉優さんの演技力、あと松坂桃李さんの演技力、あとまぁなんかいろいろあって、いろいろ最高な映画でした。 が、個人的にちょ〜っと鳥肌たっちゃう部分もありで、そこらへんも書かせてもらってます
映画

「JOKER(ジョーカー)」映画レビュー(ネタバレ)…マゾヒスティックな快感と、触れてはいけない美しさ

今期の注目作「JOKER(ジョーカー)」を観ました。 「これは、俺を描いた映画だ!!」という声が聞こえてきそうな奇妙な共感性がある映画。 そんなマゾヒスティックな心地よさと、触れてはいけない悪の美しさにみせられる映画でした。
映画

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」映画レビュー(ネタバレ)。スクリーンいっぱいに広がる幸せを観る

幸せはきっと日常のどこかに常に漂っているのだと思う。 「幸せになりたい」「幸せを目指す」幸せっていつも目的として考えられがちだけど、それはきっと違うのだと思う。 お金がいくら貯まったら幸せ、家を買ったら幸せ、子供が生まれたら幸せ、幸せはそんな風に何かを達成した時に授与されるトロフィーみたいなものではない。

「紙の動物園」いつもの日常の中の、ちょっと小さな非日常。…な次元じゃないSF小説

最近「日常の中にあるちょっと不思議な話」「僕が恋したお姉さんはちょっと不思議な魔法使い」 みたいなフレコミな映画やら小説を目にする機会が多い気がしていた。 でも思うのだ、ケン・リュウという中国人SF作家の「紙の動物園」はその「ちょっと不思議」が異常なほどに絶妙で、その上なんとなく幻想的な雰囲気で素敵でしょ♫なんてふわっとした感想で終わらせてくれない棘を持っている。 幻想的な話や綺麗事だけで終われない、ちょっとハードなSF小説をご紹介します。
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「ウォーリアー」映画レビュー(ネタバレ)肉体だけじゃない、言葉も魅力的な格闘映画!!

「ロッキー」に「レイジング・ブル」「ミリオンダラー・ベイビー」。 ボクシングをテーマにした名作映画はたくさんある。 しかし、MMA(総合格闘技)をテーマにしたものを見たのはこの「ウォーリアー」が初めてだ。 今やボクシングを凌ぐほどの興行成績を誇る世界的なスポーツであるMMA。 その舞台裏に迫る今作はどんな作品なのか、是非お読みください。